グアテマラ マヤ1人紀行2017その-1イシムチェ

2017年3月12日(日) 青いスペクトルの嵐の年 太陽の月6日 KIN188

アンティグア:曇り〜イシムチェ:晴れ

 

2:15ごろ目が覚め4:30起床

身仕度を整え6:58ロビーに降りる。

 

昨日、チマルテナンゴの若きマヤのシャーマンマイクさん宅を訪問した際に

マイクさんから、「明日イシムチェで1年に一回しか開催されない大規模な

マヤのシャーマンたちが集まる大集会があります。都合がつくなら是非来てください」と言われた。

本来ならサンシモン調査に出かける予定だったのだけど、

マヤのシャーマンが集まる大集会という言葉にとても興味が湧いてしまったので、

予定を変更して菊川さんとイシムチェ遺跡に行くことにする。

 

イシムチェ遺跡は、2014年2月に初めてアレハンドロ大長老さんと

お孫さんのヘロニモさんと会った思い出の場所。

2014年10月に訪れた際も、サンシモンの葉巻400本セレモニーに出くわした

秋山にとっては毎回訪れるたびにミラクルが起こる不思議な場所。

今回もまた有り得ない体験ができるかも知れない!

 

期待に胸を膨らませながらアンティグアのバスターミナルまで歩き、

チマルテナンゴ行きのチキンバスに乗り込む。

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すぐの発車。チマルテナンゴまで1人5ケツァル。

日曜日は、仕事がないからバスに乗る人も少ないし、バスの本数も少ない。

8:02 バスをいったん降り、続いてモモステナンゴ行きの

バスに乗り換え、テクパンに向かう。

テクパンとは、現在のグアテマラの首都グアテマラシティーと、

世界遺産に登録されている古都アンティグア・グアテマラと

テクパン・グアテマラと、「グアテマラ」の名を冠する

3つの都市のうちの1つで、昔にグアテマラの首都だった場所。

グアテマラは4回遷都(首都を変える)をしていて

1回目がテクパン・グアテマラ、2回目がサンミゲル・エスコバル

3回目がアンティグア・グアテマラ、4回目が現在のグアテマラシティ。

 

しかしバスは満席。またしても先住民の人やグアテマラ人と密着。

ちょっと身体が触れるなどと言った密着度合ではなく、本当の密着!

大好きな人同士であっても、ここまで密着することはそうそうない。

先住民の可愛い3〜4歳くらいの女の子が隣にちょこんと座ってきた。

こんな小さな女の子に密着したら死なせてしまうかもしれないので密着できない!

 

8:39 テクパンでバスを下車。

マイクロバスタイプのボロボロバスで、イシムチェ遺跡を目指す。

1人12.5ケツァル

8:52 イシムチェ遺跡に到着。

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9:00からセレモニーがあると言っていたので、ちょうどいい時間。

入場料50ケツァル。やっぱり遺跡は空気がキレイ。

懐かしい。3度目のイシムチェ。

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今回はイシムチェを訪れる予定にしていなかったので、なおのこと嬉しい。

 

標高2277メートルの場所に建てられた崖の要塞イシムチェ。

サクレウもグマルカフもイシムチェも同じ要塞都市。

1988年からイシムチェ遺跡でマヤの先住民の人たちが

再び伝統セレモニーを行い始めたらしい。

祭壇がある一番奥の場所、アレハンドロ大長老さんと

初めて出会った場所に着く。

2〜3人のサセルドーテ・マヤたちが準備をしていた。

もう開催時刻になっているよな…?

あまりに静かなので中止になったのかと思った。

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サセルドーテ・マヤは、

Creador(神)とFormador(創造主)とProgenitor(祖先)に

祈るそうで、最初は2〜3人の民族衣装に着替えたシャーマンが儀式の準備をしていたが、

続々とサセルドーテが集まって来る!

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「ADE MAYA(Asociacion De Descendientes MAYAの略らしい)」

と書かれた旗が掲げられた。

みな、サセルドーテの衣装に着替え、サークルの周りをキレイにし始めた。

あっという間に30人ほどのグループが祈り出し始めた。

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菊川さんもマイクとイシムチェで初めて出会ったらしく、

秋山も大長老さんとヘロニモさんとイシムチェで出会った。

イシムチェは人と人とをつなぐ出会いの場な様だ。

 

各地の町や村からこの場所に集まって来ている様なので、

ADE MAYAとは、何らかの先住民の団体か組織なのだろうか?

外国人観光客も集まって来た。見学に集まって来ているのだろうか?

気がつけば広場にすでに80人ほどの人たちが集まっている。

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民族衣装を見ると、コマラパ、トトニカパン、サンティアゴ・サカテペケス…

様々な場所から来ていることが分かる。

葉巻をスパスパ吸うマイクさんのスタイルのシャーマンたちも大勢いる。

この葉巻を吸うというスタイルは知らなかったな〜

副流煙で気分悪くなる。またしてもモクモク地獄。

ADE MAYAのセレモニーサークルの大きさが半端ない。

巨大なマヤの祭壇!

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マイクと家族さんも到着したので挨拶をし握手する。

グループの長老「Ta Ta Jolon Balamタタ・ホロン・バラムさん」を紹介してもらう。

マイクさんは、「Mayan Winaqマヤン・ウイナック」というグループらしい。

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1つの集りとして巨大なセレモニーを執り行うのではなくて、

各団体やグループごとにセレモニーを執り行うのか!

5つものグループが、それぞれのセレモニーを行い始めた。

サンシモンのグループは、サンシモンを祀って葉巻をスパスパ吸ってるし、

外国人グループのセレモニーは、手にロウソクを持って詠唱したのちに、

サークルに火をつけていた。

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マイクさんのグループは、建造物の祭壇の裏側で、

いつもよくみる大長老のサークルと似た様な祭壇を作っていて、

タタ・ホロン・バラムさんは発電機をつけ音楽を流し

拡声器を持って大きな声で話をしている。すごい光景!!

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巨大な祭壇を作っているADE MAYAグループの長老は、

「Max Poncianoマックス・ポンシアーノさん」という人らしい。

セレモニーを見つめていると、ADE MAYAグループの1人のサセルドーテが

近づいてきて、マテリアルの説明をしてくれた。

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「ロウソクは7色あります。赤は太陽と血を表します。白は空気や骨。

青と水色は空を表します。黄は水と海。

緑は自然。黒は暗闇。そしてピンク色は水を表します」

アレハンドロ大長老さんは、セレモニーのマテリアルに

ローズマリーは使わないし、ロウソクも7色も使わない。

サセルドーテ・マヤの格好であるカバンを肩から斜めにかけることもしない。

随分と違うスタイルがあることに、改めて驚かされる。

 

各団体それぞれのタイミングで火をつけセレモニーを行っていた。

マイクさんのグループのサークルには、パン、トルティーヤ、

タマル、マンゴーまでのせられていた。

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最後にはタマゴも投入していた。なんでも火にくべるのか?

いや、1つひとつに意味があるはず。

10:50 マイクさんのグループのセレモニーが始まる。

詠唱と共に火をつけていた。

男性長老を「TaTa タタ」と呼び、女性長老を「NaNa ナナ」と呼ぶ。

タタは大長老さんを案内するなかでよく使っていたけれど、ナナは初めて知った。

胸もとで十字を切るのは、カトリックの十字ではなく、

マヤの十字(4方位)なのだろう。

古代マヤのことを知らない人が見たら、キリスト教の十字と思ってしまうだろう。

火をつけたサークルの周りを皆で音楽に合わせて踊っていた。

こんなセレモニー見たことない。

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ナワールの詠唱はアレハンドロ大長老と同じやり方。

いろんなものを燃やしてる。

ジュースからビールから葉巻から、どんどん火にくべている。

サンシモンのグループより、巨大なサークルを作る

ADE MAYAのグループより、マイクさんのグループの方が、

おどろおどろしくなくて「氣」は良さげ。

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皆がトウモロコシを中心にして、様々な種子を持って、

サークルの周りを踊りながらまわる。

その際に長老の一人が、バストン(杖)で火をかき回し、それぞれが持っている種子に

バストンの先をトントンとたたく。豊穣を祈願しているのだろうか。

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セレモニーが続くので、この時間を利用して、せっかく訪れた

イシムチェ遺跡を見て回ることにする。

今回で3度めの訪問だけれど、イシムチェ遺跡をゆっくり見学したことがなかった。

 

ピラミッド2とピラミッド1、3、4、5が見えるプラザAからの全景を見学。

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ここがカクチケル・マヤの王都だったイシムチェか〜!感動!!

 

再びセレモニー場所に戻ると、ちょうど詠唱が

Noj(ノフ)が終わるところだった。

Nojは、銀河のマヤのホゼ博士のツォルキンに置き換えると

「赤い地球」に相当するナワール。戻ってくるタイミングぴったりだ。

なぜなら、秋山は古代マヤではNojの次のナワールTijax(ティハッシュ)だから。

Tijaxの祈りを女性シャーマンにしてもらう。

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頭にロウソクを置かれ祈ってくれて、身体を薬草で浄化してくれ、

ロウソクを火にくべ終了。

通算14度目となるマヤ伝統セレモニー体験。

 

マイクさんとタタ・ホロン・バラム長老さんと記念撮影をし、

お礼とさよならを言ってセレモニー会場をあとにする。

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とても貴重な体験をさせてもらえた。

セレモニーの形態は、それぞれみな違うんだ。

ということは、もし日本人や外国人観光客が初めてマヤのシャーマンに会って、

「これがマヤのセレモニーだよ!」と言われ儀式を受けたら、

その人はそれがマヤの正式な伝統セレモニーだと思ってしまうことだろう。

マヤ文明の末裔、その正統キチェ・マヤの最高位シャーマンである

アレハンドロ大長老さんと縁させてもらえているということは

本当にとんでもなく幸運なことなのだと、改めて痛感する。

 

12:57 イシムチェ遺跡をあとにする。

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つづく

 

 

 

 

 



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